
先日、Xの投稿を眺めていると、最近、カタツムリの投稿が増えてきたように感じました。そこで今回は、梅雨の時期にカタツムリと出会った時に、少し気を付けたいことをご紹介します。
カタツムリの投稿数を調べてみた
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Xの投稿数を調べてみると、30日間で約1万1千件もの「カタツムリ」というキーワードを含む投稿がありました。また、5月後半に雨の日が増えた影響もあり、投稿数は増加傾向にあります。
やはり、梅雨が近づき、道ばたでカタツムリを見かける機会が増えているようです。
SNSでも、
「紫陽花の葉っぱにいた」
「久しぶりに見た」
という投稿が増える一方で、
「うっかり踏んでしまった……」
という声も見かけました。
雨の季節は、人間とカタツムリの世界が、少しだけ重なる季節なのかもしれません。
カタツムリは雨が好きなの?

カタツムリは乾燥に弱いため、雨の日には活発に活動する傾向があります。
しかし、これは必ずしも「雨が好き」という訳ではないようです。
カタツムリは肺呼吸をする生き物なので、水の中では呼吸をすることができません。
そのため、雨水が肺に入り込まないように、移動しているという側面もあるのです。
雨が降ると、地面の水たまりを避けたり、ブロック塀をよじ登ったりする姿を見ることがあります。
さらに、普段はあまり見かけない「道ばた」に現れることもあります。
その結果、「カタツムリをうっかり踏んでしまった」という出来事も、しばしば起こり得るのです。
なぜ、梅雨の時期になぜ“足元”にいるの?

人間にとっての「歩道」は、カタツムリにとっても、雨の日の移動ルートです。
また、最近の舗装道路には、「石灰質」を含む材料が使われています。
カタツムリは殻を強くするために、この石灰質を好んで摂取します。
しかも、石灰質は水に溶けやすい性質があります。
そのため、雨に濡れた路面には、カルシウム成分が染み出しているのです。
さらに、路面には苔や草が生え、枯れ葉なども落ちています。
つまり、雨の日の私たちの足元は、カタツムリにとって、
「ご馳走の宝庫」であり、
「小さな命を守るための避難経路」でもあるのです。
もし、うっかり踏んでしまったら

カタツムリの殻は、小さなひび割れ程度であれば修復することがあります。
また、多少殻が欠けても、生き続けることができます。
しかし、カタツムリの殻は内臓と直結しているため、損傷が大きい場合は、生きていくことが難しくなります。
もし、カタツムリを踏んでしまった場合は、生きているようであれば、湿った安全な場所へ移してあげると良いと思います。
そして、「ごめんね……」という気持ちを持つだけでも、十分なのかもしれません。
なお、あまり深刻に考え過ぎないことも大切です。
人間の視線は、どこへ向いている?

最近は、歩きスマホや、歩きながらゲームをしている人を見かける機会が増えました。
GPSと連動したゲームや、AR(拡張現実)技術の発達によって、現実世界とデジタル空間が重なり合う時代になっています。
しかし、歩きながら画面に集中することは、本来の人間の視線を奪い、時には周囲の人を巻き込む危険にもつながります。
そして、人間の足元では、私たちが気づかない場所で、様々な小さな生き物たちが暮らしています。
例えば、ジャイナ教では、「アヒンサー(不殺生)」の教えから、小さな命を傷つけないよう、足元をほうきで掃きながら歩むと言われています。
少し極端な例に感じるかもしれません。
しかし、それは「人間の視線は、本来どこへ向けられるべきなのか」を、静かに問いかけているようにも思えるのです。
ぜひ、雨が降る日は、空模様だけではなく、足元の小さな命にも、少しだけ目を向けてみませんか。
ぷかまる 第十一話「歩きスマホで浮いたカタツムリ」


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