国内希少野生動植物種とは? なぜ、生き物の絶滅を防がなければいけないの?

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カタツムリを探して散策していると、絶滅危惧種や国内希少野生動植物種と呼ばれる生き物に出会うことがあります。

珍しいカタツムリを見つけると、心が躍りますよね。「やった! 捕まえた!」と思わずガッツポーズをしたくなることもあるかもしれません。

しかし、その生き物は、そもそも捕まえることが法律で禁止されている種類かもしれません。

今回は、静岡大学が発表した国内希少野生動植物種のムラヤママイマイの研究を踏まえて、「捕まえてはいけない生き物」や「生き物を捕まえること」、「自然を守ること」についても考えてみたいと思います。

静岡大学が発表したムラヤママイマイの研究

種の保存法に指定されている陸産貝類「ムラヤママイマイ」の食性を糞中のDNA情報から解明 -今後の保全策の策定・実施の方向性に寄与-|新着情報|静岡大学
【発表のポイント】 ■ ムラヤママイマイが8目11科に渡る幅広い植物を採餌することを発見 ■ 食性利用は季節による変動が少ないことを発見 ■ 食性情報の知見は現在進められている生息域内・域外保全活動に寄与

先日、静岡大学は、ムラヤママイマイの糞に含まれるDNAを解析し、その食性の一端を明らかにしたと発表しました。

ムラヤママイマイについては、以前、本ブログでも少し紹介したことがあります。

本種は、新潟県糸魚川市にある明星山の岸壁に生息する大型の陸産貝類です。殻が平たく、独特な形態を持つことから、愛好家などの関心を集めてきました。一方で、乱獲によって個体数が減少したことも指摘されています。

こうした背景もあり、ムラヤママイマイは、種の保存法に基づく「国内希少野生動植物種」に指定されています。

この指定により、法令上の例外などを除き、捕獲・採取や、譲渡し、販売・頒布を目的とした陳列・広告、輸出入などが規制されています。

珍しい生き物を見つけたとき、手元に置いてじっくり観察したいと思うことがあるかもしれません。しかし、希少な生き物の場合、その行動が種の存続を脅かすことにつながる可能性があるのです。

【参考資料】環境省:国内希少野生動植物種一覧

国内希少野生動植物種一覧
環境省のホームページです。環境省の政策、報道発表、審議会、所管法令、環境白書、各種手続などの情報を掲載しています。

絶滅危惧種とは?

では、「絶滅危惧種」とは、どのような生き物なのでしょうか。

環境省は、絶滅のおそれがある野生生物について、その危険度を評価し、「レッドリスト」として公表しています。

レッドリストには、絶滅の危険性が高い生き物などが掲載されています。こうした生き物を、一般に「絶滅危惧種」と呼びます。

ただし、ここで注意したいのは、レッドリストに掲載されていることと、法律によって捕獲などが禁止されていることは、同じではないという点です。

絶滅危惧種の中には、法律や条例によって捕獲・採取などが規制されているものがあります。一方で、レッドリストに掲載されているという理由だけで、すべての生き物の捕獲が一律に禁止されるわけではありません。

つまり、生き物を見つけたときには、珍しいかどうかだけでなく、その種類にどのような保護制度が適用されているのかを知ることも大切なのです。

生き物は、捕まえてはいけないの?

それでは、私たちは生き物を捕まえてはいけないのでしょうか。

もちろん、生き物を捕まえること自体が、すべて禁止されているわけではありません。私たちが普段食べている魚を獲ることも、生き物を捕まえる行為の一つです。

ただし、捕獲できるかどうかは、生き物の種類や場所、目的、時期などによって異なります。法律や条例によって、捕獲・採取の禁止や許可などのルールが定められている場合もあります。

また、カタツムリも例外ではありません。

日本には多様な陸産貝類が生息していますが、開発による生息地の消失や環境の変化などによって、絶滅の危機に直面している種類もいます。

カタツムリを探していると、目の前にいる一匹に意識が向きがちです。しかし、その一匹が暮らしている場所や、同じ環境で生きているほかの生き物にも目を向けてみる必要があるのではないでしょうか。

捕まえるときに考えたい、自然へのマナー

私は、生き物を捕まえてよいかどうかを、法律で禁止されているかどうかだけで判断するべきではないと考えています。

もちろん、法律や条例で定められたルールを守ることは大前提です。

そのうえで、私たちには、自然を守るための最低限のマナーも必要なのではないでしょうか。

例えば、カタツムリがいないかな? と、丸太を動かしてみるとします。

丸太の下にも生態系があります

私たちにとっては、ほんの小さな行動かもしれません。しかし、その丸太の下には、カタツムリをはじめ、さまざまな生き物が暮らしている可能性があります。

人間にとっては何気ない行動でも、そこに暮らす生き物にとっては、生活環境が大きく変わる出来事かもしれません。

だからこそ、木片を動かしたら、できるだけ元の状態に戻す。生き物を探すときにも、その場所で暮らす生き物への影響を考える。

そんな小さな心がけが大切だと思うのです。

生き物を守るために、私たちにできることは、特別な活動ばかりではありません。

カタツムリを探して歩くとき、目の前の一匹だけでなく、その一匹が暮らす環境にも目を向けてみる。

そんな小さなマナーの積み重ねが、カタツムリをはじめとする生き物たちを、絶滅の危機から守ることにつながるのではないでしょうか。

なぜ、生き物の絶滅を防がなければいけないの?

生き物の絶滅を防がなければならないのは、生態系のバランスが崩れて人間の生活に大きな影響が出るからと言われる事が多いです。

地球上の生き物は「食べる・食べられる」というつながりで支え合っており、1つの種が消えるだけでもドミノ倒しのように全体のバランスが崩れてしまうと考えられています。

しかしながら、もし火星にバクテリアが存在するとします。

火星は、人間には関係ないから、火星の生き物のバクテリアは絶滅を防ぐ必要はないのでしょうか?

どうも、そうでは無い気がしますね🤔

そして、既述の「丸太の下の生態系」と「火星の生態系」も生き物がいるという意味では同じですね🪵

皆さんは、「なぜ生き物の絶滅を防がなければいけないのか」について、どのように考えていますか😊

もし、「なぜ、生き物の絶滅を防がなければいけないのか?」について素敵な答えがあったら本ブログまでお声を寄せてくださいね😌

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