
昨日、私は小さな実験をしました。カタツムリの前に細い流水を流した時、どのような反応をするのかを観察したのです。今回は、その実験結果をご紹介します😊
YouTubeで見かけた「流水実験」
私は昨年、YouTubeで、カタツムリが流水に頭を突っ込む動画を拝見しました。
この動画のカタツムリは、繰り返し流水に頭を近づけています。
そして、水の勢いに押されて頭が下がってしまうのですが、また流水へ向かっていく様子が映っていました。
私は、その行動がとても興味深く感じられました🤔
我が家のカタツムリの場合
先日、カタツムリの飼育ケースを洗っている時、ミスジマイマイが興味深そうに水道水を眺めていました。
そこで私は、YouTubeの動画を思い出し、流水の近くへカタツムリをそっと近づけてみました🚰
しかし、我が家のカタツムリの反応は、YouTubeの動画とは少し異なっていました。
どちらかというと、「慎重に様子を見ている」ような反応だったのです。
① 少し見上げる

まず、カタツムリは流水の方向を見上げるような動きを見せました。
② 慎重に近づく

その後、ゆっくりと触角を伸ばしながら、水へ近づいていきます。
③ 水に触れると、少し引く

そして、触角に水が触れると、少し引っ込めるような反応を見せました。
完全に逃げる訳ではありませんが、最初からやや警戒しているようにも見えます。
生物学者ユクスキュルの実験

ここで思い出したのが、「環世界(Umwelt)」を提唱した生物学者ユクスキュルの実験です。
ユクスキュルは、カタツムリに対して次のような観察を行っています。
① カタツムリの足元に小さな棒を差し出すと、カタツムリはその棒に登ろうとする。
② しかし、その棒で1秒に1〜3回ほど軽く刺激すると、カタツムリは登ろうとしなくなる。
③ ところが、1秒に4回以上の速さで刺激すると、再び棒に登ろうとし始める。
ユクスキュルは、この結果から、
「カタツムリの環世界では、1秒に4回以上振動する棒は、“動いているもの”ではなく、“静止しているもの”として知覚されている可能性がある」
と考えました。
つまり、カタツムリは、人間とは異なる時間感覚の中で世界を経験しているかもしれないのです。
今回の実験から考えた事
私は当初、「流水は、カタツムリにとって“透明な静止した棒”のように認識されるのではないか?」と考えていました。
だから、YouTubeの動画のように、勢いよく流水へ頭を突っ込むのではないかと思っていたのです。
しかし、我が家のカタツムリは、最初からどこか慎重でした。
触角で探りながら、
「これは動いているものかもしれない」
と感じ取っているようにも見えました🤔
もちろん、今回の小さな実験だけで、「カタツムリは慎重な生き物だ」と断定する事はできません。
個体差や、水流の強さ、環境条件なども関係しているかもしれません。
それでも今回の観察を通して、私は、「カタツムリの行動は、思ったより単純ではないのかもしれない」と感じました。
小さなカタツムリにも、私たちとは違う“世界の感じ方”があるのかもしれません🐌✨
ぷかまる 第十二話「台所で浮いたカタツムリ」



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