
先日、我が家ではヒダリマキマイマイの赤ちゃんが大量に孵化しました😅今回は、そのヒダリマキマイマイの赤ちゃん達についてご紹介します。
まるでガラス細工のようにキラキラの赤ちゃん✨
10月の終わりのある朝、ヒダリマキマイマイの卵を保管していた飼育ケースの蓋に、びっしりと赤ちゃんたちが張りついていることに気がつきました😅

透明な殻を背負い、葉の上をゆっくりと進む姿は、まるで光を閉じ込めたガラス細工のようでです😊
SNSに写真を投稿すると、「まるでガラス細工のようですね」とコメントまでいただきました。
実際に目で見ると、殻が透けてキラキラ✨しています😌
初めてのヒダリマキマイマイの孵化

これまで、ウスカワマイマイ、ミスジマイマイ、ニッポンマイマイ、キセルガイ、コハクガイなど、さまざまな種類の赤ちゃんを育ててきましたが、ヒダリマキマイマイの孵化は今回が初めてです。
まず驚いたのは、その大きさです😳
生まれたばかりにもかかわらず、殻の直径は約5ミリ程度。
ほかの種類のカタツムリ赤ちゃんたちの2倍ほどもあり、すでにしっかりとした存在感がありました😃

秋に孵化したカタツムリ赤ちゃんの飼育での一工夫

秋の終わりは、カタツムリにとって試練の季節です。
特に赤ちゃんは乾燥にとても弱く、うっかり水分補給を忘れると命を落としてしまうこともあります😭
私は毎朝と夜に霧吹きをし、飼育ケース内をしっとりと保つようにしています💧
さらに、気温が下がる夜は、保温を保つカバーを飼育ケースに取り付ける事もあります。
そして今回は、さらにもうひと工夫をしました😊
乾燥に強いカタツムリとの同居🐌

それは、ウスカワマイマイやオナジマイマイなど、比較的乾燥に強いと考えられているカタツムリの成貝と、ヒダリマキマイマイの赤ちゃんたちを同じケースで育てるという方法です。
ウスカワマイマイやオナジマイマイは、一部のカタツムリを飼育する人の中では乾燥に強いカタツムリと考える人がいるようなのです😌
※乾燥しても大丈夫という意味ではないので注意が必要です。
乾燥に強い傾向があるカタツムリは、室内飼育だと気温が下がってもなかなか冬眠に入らず、活動するたびに粘液を分泌します。
その粘液のおかげでケース内の湿度が保たれるのでは、と考えました🤔
この“共生”が乾燥対策になればと思ったのです。
結果は思いのほか良好でした😃
ケース内は安定した湿度を保ち、赤ちゃんたちは殻もきれいなまま、ゆっくり成長しています。
カタツムリの飼育は生活史の理解に繋がるのか🤔

私は、生物学的に考えると、室内でカタツムリを育てることが、必ずしも生活史の理解に直結するわけではないと思う事があります🤔
その理由は、自然環境と人間の室内環境があまりにも違うためです。
【生活史とは】
生物史とは、生物学では、個体が誕生してから死ぬまでの生殖・成長・生活様式などを含めた一生の過程を環境との関わりから研究する分野です。
生活史とは(Google AI検索)
【参考資料】Wikipedia「生活史」
しかし、カタツムリを飼育する事により、カタツムリを室内で孵化させ、日々の小さな変化を観察することはできます。
そこには、人の時間よりもずっとゆっくりと流れる、もうひとつの世界のリズムがある気がしています。
そして私は、ガラス細工のように美しいヒダリマキマイマイの赤ちゃんたちが冬を越え、春の光の中でまた姿を見せてくれることを願いながら、これからもカタツムリの飼育を続けていきたいと思っています🐌😌
カタツムリを卵から育てたい方へ
こつむ日記の作者は、オンラインショップでカタツムリを卵から育てたい方に向けて、ZINEを出版しています。😊
もし、「カタツムリを卵から育てるというのはどのような準備が必要なのか」や、「飼育してカタツムリが卵を産んだが、どうしたら良いのか(^_^;)」とお考えの方に、ぴったりの冊子となっています。ページ数は、表紙を合わせても12ページの小冊子ながら「写真付きの具体的な内容で分かりやすかったです。」などのコメントをいただいているZINEとなっております。
ぜひ、この機会に一度、手に取ってみたくださいね🐌


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