「日帰り温泉とカタツムリの意外な関係」とは、「石灰岩地では、カタツムリが多様化する傾向にある」という見解を目にした事に端を発し、更に石灰岩地は、「温泉地」でもあると本ブログ筆者が考え、私的にカタツムリと温泉、その土地の地質成分との関係性について考察する内容です😊
前回の内容
東京都品川区
前回の東京都日の出町は石灰岩の産出地でしたので、比較のため、今回は前回と異なる地質の地域を選びました。そして、都心を目指して車を走らせ🚘、多摩川を下り、向かったのは、東京都品川区です😤
品川区は、武蔵野台地の東端部に位置しています。JR品川・京急鮫洲・JR大森の各駅を結ぶラインを境として、西側に台地が分布しており、目黒川や小水路などによって谷地が複雑に刻まれています。また、同ラインから東側は、東京湾を由来とする海岸低地が広がっています。
東京都品川区の地層は、台地面と谷底低地に分かれます。台地面は関東ローム層に覆われ、谷底低地は小さい河川などによって削られて形成された低地となっています。
【参考資料】
関東ローム層とは
関東ローム層の成因については、日本の地質学者 早川由紀夫(現 群馬大学教授)が論文「日本に広く分布するローム層の特徴とその成因」を1994年に発表し「火山噴火が起こっていない年代にも、ローム層の堆積物が存在している」など、様々な視点から地質の成因を研究をされ「地表風による塵の堆積」とする研究結果を発表しています。
【参考資料】論説:日本に広く分布するローム層の特徴とその成因
なおローム層の地質は、概ね粘性土です。粘性土は土粒子が細かく、それらには粘土鉱物と呼ばれる”鉱物”が含まれます🔨
更に古代は海であり、海だった時代に堆積した海藻や貝殻が分解して、フミン物質に変化し、 それが水に溶けた場合は、黒褐色になるという特徴があります🧑🎓
武蔵小山温泉 清水湯
品川区にある、日帰りで行ける天然温泉として、地元に暮らす方と、温泉ファン😊に愛されている有名な温泉は、武蔵小山温泉 清水湯です♨️
武蔵小山商店街パルムの近くで、ご近所の方の自転車が行き交う、住宅街に温泉があります。そして、2時間無料!の駐車場もあります🚘(台数12台分)
温泉の種類ですが、内湯が一つと露天風呂が二つ、あとサウナがあります。そして2階に岩盤浴があります。
内湯は、黒湯で、露天風呂は「黒湯」と「黄金の湯」という深い地層の海水由来の、白濁っぽい温泉です。そして、黒湯はコーヒーのように褐色のお風呂です☕️
結構、しっかり温まり、汗が結構出るので、ダイエット効果もありそうです。そして肌がしっとりになります🤗
気になるお値段ですが、温泉利用のみですと、なんと大人500円(ワンコイン)です💰
※サウナ、岩盤浴は別途料金がかかります。
なお温泉に入った後は、入り口に小休止できる場所もあるので、少し汗が引くの待ってから出るのが良いと思います。
それでは、後半では武蔵小山温泉 清水湯の温泉水を使ってカタツムリの反応検査をご紹介します🐌
お楽しみに😍
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