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【保存版】東京都日の出町編 「日帰り温泉とカタツムリの意外な関係」🐌♨️ 

温泉

先日、「カタツムリの謎:著者 野島智司」を読みました📚とても、網羅的にカタツムリついて書かれていて、とても良い内容でした😊

カタツムリの謎: 日本になんと800種! コンクリートをかじって栄養補給!?
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「カタツムリの謎」を読んで

自分が特に興味を持ったのは、「石灰岩地に多い」という箇所で、野島氏によると、特に石灰岩地では、その土地の鉱物には、多くのカルシウムが多く含まれており、その地域ではカタツムリが多様化する傾向があると記されている箇所でした。著書の中では、日本地図と共に、北海道島牧郡大平山や、新潟県糸魚川市明星山、埼玉県秩父地方などの、石灰岩が産出する地域に生息するカタツムリが紹介されていました。

北海道島牧郡大平山、新潟県糸魚川市明星山、埼玉県秩父地方、東京都西多摩郡などでカタツムリが多様化

自分は、この地図を見た時は、ピンんと来るものがありました。それは、「温泉」との関係性です♨️ 野島氏が日本地図に示された箇所は、それぞれの土地が温泉地でもあるのではないか?と私は考えました。

そこで本ブログでは、その土地の鉱物への調査の他に、カタツムリと温泉との関係について、シリーズとして考察したいと思います。

今回は、そのシリーズの第1回目です🤗

東京都日の出町

東京都日の出町は、東京都の西多摩郡にあります。日の出町は、石灰岩の産出地でもあり、以前はセメント工業が盛んでした。この土地で産出する鉱物として有名なのは、昭和11年竣工の国会議事堂の内装に用いられた「青梅石」という大理石(結晶質石灰岩)です。この「青梅石」は現在では採掘されておらず、採掘の跡地は東京都日の出町大久野という場所です。

セメント工業が盛んだった昭和の初め頃は、武蔵五日市から電車が走っていた場所で、今では廃線なので、廃線好きの登山愛好家の心をくすぐる場所だと思います。地質調査総合センターの調査によると、「青梅石」は地元では「白倉石」と呼ばれ、採掘された岩体は、ジュラ紀付加体とされる川井層に含まれ、数10m程度の小規模な石灰岩ブロックであるとの事です。

【参考資料】GSJ 地質ニュース Vol. 4 No. 10(2015 年 10 月)

https://www.gsj.jp/data/gcn/gsj_cn_vol4.no10_283-284.pdf

生涯青春の湯つるつる温泉

東京都日の出町大久野の採掘跡地から程近くにある温泉として地元で愛されている温泉は「生涯青春の湯つるつる温泉」です♨️

東京 奥多摩エリアで日帰り温泉・食事 | 生涯青春の湯 つるつる温泉【公式】
東京は奥多摩エリアの天然日帰り温泉「生涯青春の湯 つるつる温泉」です。ひとたびお湯につかれば、その名のとおりお肌がつるつるします!!お風呂上りには、併設するレストランで種類豊富なお食事をお召し上がりいただけます。

温泉としては、平成8年11月オープンで、比較的に新しい温泉です。

周辺のスポットとしては、アニメ『鬼滅の刃』に登場した、悲鳴嶼行冥の出身地の「日の出山」の登山口が近くにあり、登山のシーズンは登山客も多いです。

温泉の泉質は、アルカリ性単純温泉という分類です。単純温泉というのは、温泉の成分が薄いという事なのですが、ここの温泉は、ほんのりと「ぬるっと」として、刺激臭もなく、とても心地良いです😄

そして、「肌がつるつる」になります!

泉質は、しっとりと肌になじむ「少し、ぬるっと」した感じ(╹◡╹)

お風呂は、内湯と露天風呂がそれぞれ一箇所、更にサウナがあり、露天風呂は2種類で、ひのきのお風呂と岩風呂がその日によって入れ替わります。(その日によって、男湯と女湯の場所が入れ替る)

温泉が楽しめる時間は3時間ですが、3時間以内にロッカーの鍵を1階で返却すれば、その後は、温泉には入れませんが、休憩所などで、ゆっくり寛ぐ事が出来ます。

とにかく、温泉が気持ち良いので、2時間くらいはあっと言う前なので、時間は気をつけてください😊今回訪問した日は、ひのきの露天風呂で、温度が44度とやや熱めでしたが、お風呂に入ったあと、外のベンチで風に当たっていると、冷たい風が、とても心地よい感じでした😆

日の出町に生息するカタツムリ

今回は、真冬の訪問でしたので、カタツムリには遭遇はしませんでした。

自分は登山も好きなので、暖かくなったら、日の出山や周辺のカタツムリ調査を、また別途行いたいと思います。なお、以下の写真は、2022年5月8日に登頂した時に撮影したものです。ここの頂上は、綺麗な花が沢山植っていて、とても綺麗ですよ🌸

日の出山の山頂 周りは公園風になっていて、花が沢山植っています🌸

カタツムリの反応検査

今回の訪問が、真冬とは言え、カタツムリに関する調査が何も出来ないのは寂しいなと、温泉に浸かりながら思いまして、この「つるつる温泉」の泉水を使って、何か調査が出来ないかな😒と考え、何んと名案が閃きました❗️

それは、温泉に浸かる時に使用したタオルを絞らずに持って帰り、自分が家で飼っているカタツムリをタオルに乗せた時に、カタツムリが活性化するような反応が得られるのか?という検査です❗️

「そうだ、このタオルを絞らずに持って帰ろう!」と閃いた、筆者のイメージ図😊

石灰岩の生成由来は、2通りあり、古生代の海生微生物の化石に由来するものと、「水」本来に含まれる、炭酸カルシウムが化学反応して沈殿したものに分かれます。この場合は、多くは鍾乳洞という形で現在でも見る事が出来ます。一方、温泉水の殆どは、雨や雪が地中にしみ込んで何年か後に温度や成分などを得て、再び地上に出てきた「循環水」であることが、近年の研究によって明らかになってきました。

【参考資料】日本温泉協会

温泉のメカニズム | 日本温泉協会
私たちが日頃楽しみにしている「温泉」そのものは、地球の中で一体どのようにつくられて湧いてきているのかご存じでしょうか?温泉の殆どは、雨や雪が地中にしみ込んで何年か後に温度や成分などを得て、再び地上に出てきた「循環水」であることが、近年の研究...

温泉水はその土地の鉱物の影響を受けているので、もしかしたらカタツムリは温泉水に、何かしらの反応を示すのではないかと自分は考えたのです😊

カタツムリの事も考えて以下の内容で反応を独自研究として行いました。

検査基準

🥶気温15度以下の日

温泉水を含ませたタオルの上に個体(カタツムリ)を乗せ、その反応があるのか以下のレベルで検査し評価する。

・1分以内で、個体が湿ったタオルの上を歩き出した場合に「良好」

・2分以内で、個体が湿ったタオルの上を歩き出した場合に「概ね良好」

・3分経過しても、個体の反応なしの場合は、「反応なし」

🥵なお、気温16度以上の日は、その季節になった場合に、また評価基準を設ける。

検査結果

しかし、うかつにも、部屋に温度計がありませんでした😫

ただ、この日の外気温は1度で、温泉から帰宅後に、暖房を付けて約5分後に撮影しました。一般的に、真冬の室内温度は、15度位と判断し、体感温度は、厚手の上着が脱げない位だったので、10度から15度の間でしょうか。

部屋のカゴの中を確認すると1匹、カタツムリがレタスの裏で、縮こまっていていました。冬眠状態ではなかったです。その個体を、つるつる温泉の泉水を含んだタオルに、乗せた動画がリンクの映像です。

自分でも、びっくりしましたが、中々良い反応でした。約1分程度経過すると、タオルを喰むような仕草を見せていました😤

いろいろ、煩雑な状況もありましたが、今回の結果は、「概ね良好」と評価したいと思います🐌

温泉水(泉質:単純温泉)を含ませたタオルに反応を示す、こつむ🐌

おまけ

なお、今回ご紹介した、東京都日の出町大久野には、こんなに可愛いポニーが道端で飼われています🐴

可愛いポニー😍 つるつる温泉の帰り道に撫でて来ました🐴

温泉でゆっくり寛ぎ、ポニーで癒される、東京都日の出町に一度、遊びに来てみてはいかがですか😊

お土産には、「ひのでちゃんクッキー」がお勧めです🍪

なお、シリーズ「カタツムリと温泉」の第2回目は、2月後半を予定しております。乞うご期待😊

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