百尺竿頭

学ぶ

一般会員として参加して感じた:豊橋市自然史博物館で開催された「軟体動物多様性学会大会」

先日、愛知県豊橋市で開催された軟体動物多様性学会大会に、一般会員として初めて参加してきました。私は研究者ではなく、一般企業に勤めながら、個人でカタツムリの飼育・観察を続け、その記録を本ブログで発信しています。「学会」と聞くと、専門家だけの閉じた場という印象を持たれる方も多いかもしれません。しかし今回の参加を通して、そのイメージは大きく変わりました。この記事では、本大会の学術的な発表内容には踏み込まず、 開催地や学会の公式情報を紹介しながら、一般の立場で参加して感じたことをお伝えしたいと思います。
生態

ホタルとカタツムリの進化が響き合う ー奇妙で美しい“生き物たちの平家物語“ー

「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。娑羅双樹の花の色、盛者必衰の理(ことわり)をあらはす。」これは、日本のゲンジボタル、ヘイケボタルの和名の由来となった「平家物語」の冒頭の一節です😌人の世の栄枯盛衰を語りながら、同時に“変わり続ける世界の宿命"を描いたものです。しかし、この響きは人間の歴史だけにとどまりません。今回は、ホタルとカタツムリの奇妙で美しい進化の戦いをご紹介します😊
学ぶ

全部見ればもう完璧!?蜷守を作らないとニッポンが心配な理由3つのポイント

今年の秋、私は東京都府中市にある大國魂神社を訪れました。この神社は1900年以上の歴史があり、境内の奥には、母乳信仰でも知られる大イチョウのご神木があります。その根元には、かつてキセルガイが採取されていた痕跡が深く残っており、樹皮がめくれ、根が露出しているほどでした。長い年月をかけて人々が貝を掘り取ってきたその傷跡からは、千年以上にわたり信仰の対象となってきた重みが静かに伝わってきます。今回の記事では、こうしたキセルガイ信仰をモチーフとして制作したZINEについて、3つのポイントをご紹介します。
番外

いまさら聞けないリソグラフで作る📃「カタツムリのZINE」の基礎🐌

私は、リソグラフでカタツムリをテーマにZINEを制作し、現在オンラインショップやイベントに出店して販売をしています。今回は、そのリソグラフのZINEついてご紹介します😊
お世話

いまさら聞けないカタツムリの赤ちゃんの寝返りの練習の基礎【実践編】

今朝、飼育中の赤ちゃんカタツムリを眺めていたところ、レタスの上で小さな殻をコロンと転がすように姿勢を変えていました😊そのゆっくりとした動きが、まるで人間の赤ちゃんの寝返りの瞬間のようで、とても微笑ましく感じました✨今回は、日頃の観察をもとにした「カタツムリの赤ちゃんの寝返り(姿勢変換)」について紹介します。
レジャー

あなたを次のレベルに押し上げる「文学フリマで出会った“奇跡の出会い”──海綿動物とカタツムリがつないだ縁」

先日、文学フリマに遊びに行きました😊本屋に行くと、自分の好きなジャンルを中心に回るのですが、その日は流れに身を任せて、ふらりと歩いていました。すると、とあるブースで「海綿動物」をテーマにした本が並んでいるのが目に入りました。今回は、文学フリマ東京で出会った偶然の奇跡をご紹介します✨
お世話

学校では教えないガラス細工のようなヒダリマキマイマイの赤ちゃんたちの育て方の一工夫【衝撃】

先日、我が家ではヒダリマキマイマイの赤ちゃんが大量に孵化しました😅今回は、そのヒダリマキマイマイの赤ちゃん達についてご紹介します。
お世話

いまさら聞けない、!隠れんぼの達人のカタツムリが居なくなった時に気を付ける事【実践編】

先日、SNSのフォロワーの方から「昨日まで5匹いたカタツムリが、気づいたら4匹になっていました😭カタツムリは、いなくなることはあるのでしょうか?」というご質問をいただきました😊そこで、今回は、「カタツムリが見当たらない時に気を付けること」をご紹介します。
生態

日本の陸貝分類学の夜明け:ウスカワマイマイの学名に秘められた100年の歴史

私は、4年ほど前にウスカワマイマイの赤ちゃんを飼育したことがきっかけで、カタツムリについていろいろ調べるようになりました。今回は、前回に引き続き、海外のカタツムリの生物学者の活躍を解説します。
お知らせ

🐌【おもバザ出展決定!】こつむ舎 初出店です!🐌

カタツムリのZINE「こつむ舎」が、「おもしろ同人誌バザール神保町2025年秋」に初出展します!🗓️ 日時:11月2日(日)11〜16時 📍会場:ベルサール神保町本館 3階 🔎 ブース:『お-71』※緊急で参加が決まったため、おもしろ同人誌...