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禁煙10年目でキセルガイの本当の魅力に気付いたお父さん達へ

生態

雨の日のブロック屏などに、ひっそりとたたずむキセルガイ。今回は、そんな地味な存在のキセルガイにスポットをあてて、キセルガイの魅力をご紹介します🐚

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キセルガイとは

キセルガイは、腹足綱有肺目キセルガイ科に分類される巻貝の総称です。陸生の貝類で、いわゆるカタツムリやナメクジと同じ仲間です。キセルガイの形は煙管に似ていることから、この名前で呼ばれています。

キセルガイの分布

キセルガイは、世界中の温帯から熱帯にかけて分布しています。日本では、北海道から九州まで分布しています。キセルガイは、木の幹、落ち葉の下、岩陰などに生息し、苔や藻類を食べて生活しています。

キセルガイの同定(生物の分類)

同定とは、生物個体を既存の分類体系に位置付け、その種名を明らかにする作業のことです。軟体動物腹足綱柄眼目(所謂、カタツムリなど)の場合は、この同定の作業が中々難しいのです🧐

キセルガイの種類は、世界では約1500種、国内では約200種が確認されています。なお、キセルガイの場合は、見た目では、なかなか判別が難しいと言われています。

キセルガイは「カンニャボ」とも言われ、福島県では肝臓の薬として服用されています。

そのため、キセルガイの分類は、外観のみならず、殻の入り口の構造で判別をするのが一般的のようです。なお、カタツムリハンドブック(文一総合出版:西浩孝 著)では、「腔襞(こうへき)」と「殻口(かくこう)」に着目した分類方法が紹介されています。

外唇を切り取って左側から見たフタヒダギセルの殻内構造 1 – 上板 (じょうばん) 2 – 下板 (かばん) 3 – 下軸板 (かじくばん) 4 – 月状襞 (げつじょうへき) 5 – 閉弁 (へいべん) 6 – 上腔襞 (じょうこうへき) 7 – 主襞 (しゅへき) 8 – 螺状板 (らじょうばん)Wikipediaより引用

キセルガイの判別方法を知りたい方は、「カタツムリハンドブック」を一度ご覧になる事をお勧めします📖

東京都あきる野市のキセルガイ

先日、雨の日に東京都あきる野市の秋川渓谷付近を散策して、キセルガイの撮影を実施しました。

本来なら、1匹1匹、種類を調べて解説したかったのですが、中々難しいので、とりあえず、種類の特定は、後回しにして、今回は写真のみの掲載とさせて頂きます🙇

その①

【特徴】

殻の部分は銀色で、軟体部分は黒みがかっています。中々、艶がありますね😊

その②

【特徴】

殻の部分は小豆色で、軟体部分は黒みがかっています。ナミギセルかもしれません🤔

その③

【特徴】

殻の部分は茶色で、軟体部分は白っぽい。ヒカリギセルかもしれません🤔

その④

【特徴】

殻の部分は薄い茶色で、軟体部分は黒みがかっています。

その⑤

【特徴】

殻の部分は、濃い茶色と薄い茶色が交互になっているようです。軟体部分は、やや白っぽいです。ロールパンみたいですね☺️

キセルガイの歩み

今回は、2種類の「キセルガイの歩み」の撮影を行い、YouTubeに動画を投稿しました。それぞれ軟体部分の色が異なっています。

キセルガイの歩み🐌
キセルガイの歩み🐚

ちなみに、かなり頑張って壁を登っています。「ヨイショっ」という声が聞こえてきそうですね😊

まとめ

今回は、東京都あきる野市に生息する、キセルガイをご紹介しました。実は撮影の日は、「とりあえず、撮影して、種類は、後で調べてみよう」と考えていたのですが、カタツムリの飼育歴2年目の自分には、特定が難しく歯が立ちませんでした😭

また、「キセルガイの歩み」の動画は、自分のインスタグラムのアカウントでも投稿したのですが、かなり再生数が伸びまして、おそらく「キセルガイ」の歩き方が可愛らしく、共感して頂いている方がいるようです。

※インスタグラムのアカウントは、@opticalcodeです。是非、フォローしてください🙇‍♂️

最後に、今回撮影をした地区には、面白い建物がありましたので、ご紹介しておきます。

少女まんが館?

非常に興味深い建物ですが、残念ながら営業しているのかは、不明でした😅

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