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知らない人は損しているなあと思う大岳鍾乳洞周辺の生き物観察

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今回は、東京都あきる野市の大岳鍾乳洞や周辺の自然の散策を行いました😊鍾乳洞散策は、もちろんワクワクしますが、実は周辺に生息する生き物もとても魅力的です。今回は、鍾乳洞内で見つけた植物や周辺の生き物を紹介します😄

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大岳鍾乳洞とは

都天然記念物 大岳鍾乳洞

大岳鍾乳洞は、東京都あきる野市にある鍾乳洞です。私は今回、2回目の訪問でした。前回は、主に鍾乳洞内の見学でしたが、今回は、鍾乳洞内の生き物と周辺の大岳沢などの生き物の観察を行いました。

この鍾乳洞は1961年に個人(田中雄嘉造さん)が見つけて、手掘りで掘った鍾乳洞です。鍾乳洞内では、ウミユリの化石やメクラチビゴミムシなど地下に生息する特有の生き物も生息しています。なお、洞穴というのは一般的に暗闇のため、植物は育ちませんが、大岳鍾乳洞は洞穴内に設置された電灯により、シダや苔などが生育していました🌱

鍾乳洞内のシダの一種のソテツが電灯の下で育っていました🪴

大岳鍾乳洞内について

大岳鍾乳洞内、最初はまず通常コースがおすすめです😊

鍾乳洞内は、比較的狭く、天井が低い場所があります。中腰の状態が続くので、結構体力を使います😅 通常コースとチャレンジコースがありますので、ご自身の体力に合わせてコースを選ぶと良いと思います。

洞窟内の模型

鍾乳洞の受付の前には、洞窟内の模型があるので、まだ鍾乳洞に入ったことがない方は、一度こちらをお試しください😊

大岳沢の生き物

大岳沢は、大岳鍾乳洞の近くの沢です😊

大岳鍾乳洞付近は、養沢川の支流の大岳沢が流れていています。この沢には、カワニナが沢山いました🐚

沢の中には、カワニナが沢山いました🐚

カワニナは、ホタルの幼虫の餌になることで知られる貝です。仲間がたくさんいる貝で、特に滋賀県の琵琶湖には多くの種類が生息しています。

なお最近、琵琶湖ではこれまでと特徴の異なるカワニナが生息していることが、テレビでニュースになりました📺

※NHKより引用

びわ湖で新発見「鬼の金棒」のようなこの貝が… | NHK
【NHK】滋賀県のびわ湖の生物多様性を物語る巻き貝「カワニナ」について、東京大学の研究者が生息地を調査したところ、ほかの生息地から…

一般的に、カワニナは春の4・5月や秋の10月ごろになると、水温がちょうどよくなり、たくさんの赤ちゃんを産みます。カワニナは生まれてから1年で大人になり、寿命は2年くらいです。なお、カワニナは卵を産まない卵胎生の生き物で、赤ちゃんのカワニナを産みます😊

また、貝ですがとてもよく動き、1日に5メートル以上も移動できます。特に春から秋にかけては、川の流れに逆らって上っていくという力強い一面も持っています。

岩場に張り付くカワニナ

また、大岳沢周辺の土を掘ると、サワガニも観察する事ができました。

夏は、サワガニは土の中に潜っている事があります🦀

サワガニは、山のきれいな沢や川に住んでいる日本のカニです。

好き嫌いがなく、水の中の藻や虫、陸にいるミミズなど、何でも食べます。体の色は赤やこげ茶がふつうですが、たまに珍しい青色や白色のサワガニもいます。甲羅はツルツルしているのが特徴です。

川の近くはもちろん、湿った森の中にも住んでいます。冬になると寒さをしのぐため、土の中に潜って春まで眠って過ごします。

大岳鍾乳洞は都心から車で90分の神秘の森の中🌳

大岳鍾乳洞付近には、無料の駐車場はありません。

大岳鍾乳洞のご主人に伺うと、併設の駐車場は通常1,100円なのですが、なんと鍾乳洞(入場料700円)を見学すると、駐車料金が無料になります😊

なので、大岳鍾乳洞や付近の自然散策をされる方で、駐車場を利用する方は、必ず受付でお申し出されると良いと思います。

大岳鍾乳洞は、大岳沢と自然に包まれた神秘の森の中にあります。

あたりの植物や生き物にも、その神秘の力が宿っています。

都心から車で90分の神秘の森に、ぜひドライブで訪れてみてはいかがでしょうか🚙

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