
今年は、7月に入っても雨が多く、絶好のカタツムリシーズンが続いていますね🐌✨今回は、先日の野外散策で出会ったコオオベソマイマイ(まだ未同定)をご紹介します😊
コオオベソマイマイを発見?

先日、八王子市内でカタツムリを探していると、小さな褐色のカタツムリが目に入りました。
最初は「毛のないオオケマイマイかな?」と思いましたが、殻を裏返した瞬間、その印象が変わりました。
オオケマイマイのような、大きく開いた臍孔(へそのようなくぼみ)が目に入りましたが、少し形が違うのです。そこで、私は「これは違う種類かもしれない」と感じました。
この個体は、私にとっては今回、初めて出会ったカタツムリだと思われました🐌✨

そして、自宅でカタツムリハンドブックや文献と照らし合わせた結果、今では仮でコオオベソマイマイと考えています。
コオオベソマイマイとは
コオオベソマイマイ(Aegista proba minula)は、オナジマイマイ科に分類される日本固有種のカタツムリです 。
殻の形態に変異が大きく、地域ごとに微妙に異なる特徴を持つため、分類学的な再検討が求められているグループでもあります。
ちなみに、今回の個体は東京都八王子市で採取しました。
東京には、東京近郊(関東地方周辺)の落葉層や庭先などに生息する、トウキョウコオオベソマイマイ(学名: Aegista tokyoensis)がいます。
ただ、カタツムリハンドブックや他の資料と見比べると、外見上は、今回採取した個体とは、少々異なる気がしました。
Aegista(オオベソマイマイ属)とは
コオオベソマイマイが属するAegista(オオベソマイマイ属)は、日本を含む東アジアに多く分布するカタツムリのグループです。
「コオオベソマイマイ」という名前は、八重山諸島に生息する大型種「オオベソマイマイ」に由来していますが、現在ではAegista属には地域ごとに多くの種類が知られています。
なお、今回の散策では、オオケマイマイの子供も野外で観察する事が出来ました😊

幼貝の殻には長い殻毛が並び、まるで小さなハリネズミのようです。成熟すると、この毛は摩耗して目立たなくなることが多く、幼貝ならではの可愛らしい姿を見ることができました。
梅雨の山々で生き物の多様性を知る
今回は、これまで出会ったことのないコオオベソマイマイ類と思われる個体に出会い、改めてカタツムリの奥深さを感じました。
一見するとよく似たカタツムリでも、地域によって少しずつ姿が異なり、その違いが日本列島の長い進化の歴史を物語っています。
梅雨は、そんな小さな生き物たちの多様性に出会える季節です。足元に目を向けながら散策すると、新しい発見が待っているかもしれません🐌✨

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