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【保存版】山梨県丹波山村編/丹波山温泉のめこい湯「日帰り温泉とカタツムリの意外な関係」🐌♨️ 

温泉

「日帰り温泉とカタツムリの意外な関係」とは「石灰岩地では、カタツムリが多様化する傾向にある」という見解を目にした事に端を発し、更に石灰岩地は「温泉地」でもあると本ブログ筆者が考え、私的に温泉その土地の地質成分カタツムリとの関係性について考察する内容です😊

前回の内容 東京都品川区編

温泉ファン必見の東京都品川区の名湯をご紹介しています♨️
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非火山性温泉とは?

温泉は地下で温められた地下水です😊

温泉が出来る方法は、いくつかあります。その中でも「非火山性温泉(化石海水型)」の例で、自分が考えている仮説を紹介します。非火山性温泉とは、地下で「雨水や雪どけ水」が溜まって、地熱により温められて地上に噴出されたものです。なお地上に噴出するには、地層が水に反応してある程度、溶けやすい性質である必要があります。

そして、水に溶けやすい地層の一つに「石灰岩層」があります。石灰岩は、アルカリ性と反応して溶け出す性質があります。また、地下水はアルカリ性が強い傾向にあります。そのため、地下で温められた地下水は「石灰岩層」をゆっくり溶かして、地表に噴出します。これが、「非火山性温泉(化石海水型)」と呼ばれるものです。ちなみに、泉質は「ぬるぬる」とした感触があり、少し白く濁っているのが特徴です😊

【参考文献】温泉ってどうやってできるの?/バスクリン

温泉ってどうやってできるの? | ~健康応援マガジン~カラダととのエール | 株式会社バスクリン
株式会社バスクリンの「~健康応援マガジン~カラダととのエール」です。「温泉ってどうやってできるの?」についてご紹介します。

【参考資料】江戸川河川事務所/国土交通省

江戸川河川事務所 | 水質用語集

なぜ温泉と石灰岩とカタツムリは関係があるのか?

カタツムリは殻を背負っていて、殻の主成分は炭酸カルシウムです。そして、石灰岩には、多くの炭酸カルシウムが含まれています。そのため、カタツムリが多様化するような地域は、石灰岩が産出し、更に温泉地でもあるのではないかと、本ブログ筆者は考えています。

つまり、カタツムリの生態を考えると「カタツムリと温泉」には、意外な繋がりがありそうなのです🧐

山梨県丹波山村

前回の東京都品川区から、今回は奥多摩の更にずっと奥の、山梨県丹波山村にやって来ました😤山梨県丹波山村は、マスコットのゆるキャラ「タバスキー」で知られる「関東で1番小さい村」です😊

※有名なのは、黄色いキャラですが、他に青やピンクがいます☺️

丹波山村公式マスコットキャラクター「タバスキー」😊

丹波山村は、地理的には、東京都と山梨県の境に位置し雲取山という山が特に有名で、多くの登山家が訪れます。また多摩川の源流、丹波川が流れ、などの美しい渓谷が見る事が出来る、自然豊かな場所です。

山梨県の地質

山梨県は約80%が山地を占めています。この山地のうち赤石山脈や関東山地は、白亜紀~古第三紀の堆積岩類混在岩を主としています。また、丹波渓谷付近は、様々な種類の岩石が露出しており、それらは鳥巣層群と呼ばれ丹波山村から古里村、小菅村まで分布しています。また、大変大きな石灰岩が露出している所も多く見られます👨‍🎓

鳥巣層とは、多様な石灰藻,暖海を示す造礁性サンゴ,層孔虫,ネリネア類を含む腹足類,二枚貝,アンモナイト,腕足類,ウニ,ウミユリなどからなる。高知県佐川地方の鳥巣を模式地とする鳥巣層群は約300mの礁性の石灰岩(黒色で油臭がある)のレンズを多く含む地層で,同様の堆積物と動物群は熊本県坂本地方から四国南部,紀伊半島中部を経て東京都五日市地方に至る狭長な地帯に分布し,さらにその延長は福島県相馬地方に達している。

コトバンク

参考文献 小河内堰堤の地質的地位決定とその後の地質調査経過について 著者:倉持 文雄

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jgeography1889/61/3/61_3_109/_pdf

丹波山温泉のめこい湯

「丹波山温泉のめこい湯」は、「道の駅たばやま」に併設している温泉です。

丹波山温泉のめこい湯
丹波山温泉のめこい湯 道の駅たばやま 【丹波山村公式サイト】

「のめっこい」は丹波山村の方言で「つるつる、すべすべ」という意味で、温泉に入ると、本当に肌が「つるつる、すべすべ」になります。

そして、とても疲れが取れて、ゆったりと温泉を楽しむ事が出来ます😃

お風呂は日替わりで「和風風呂」と「ローマ風呂」が、男湯、女湯で入れ替わります。また、露天風呂やサウナや保温室、高温風呂など種類が盛りだくさんです。

料金は、基本大人は1日900円(JAFの会員は800円)です。ただ、のめこい湯は割引プランが豊富にあります👍 ちなみに、おすすめは15時以降の入浴で、何と大人:600円 子供(小学生):300円と、プライスダウンします😆

15時以降の入浴は大人600円※2023年現在

自分は、この日、14時50分に、温泉に着いたのですが、受付の女性が親切に「お急ぎでなければ、後10分お待ち頂ければ、料金が600円になりますよ☺️」と教えてくれました✌️

そして、めちゃめちゃ気持ち良い温泉を堪能させて頂きました。この日は、ドライブとウォーキングを頑張った日だったので、温泉のお湯が体に沁み込むようでした😚

カタツムリの反応検査

さて、このシリーズでは「カタツムリと温泉の関係性」を考察していまして、その地域のカタツムリを散策したりしています。しかしこの日は、残念ながらカタツムリは発見出来ませんでした😭

なお、温泉に含まれる豊富なミネラル成分含むタオルをカタツムリに与えた場合に、活性化するような実験結果が、本ブログにて観察されています。

今回は「丹波山温泉のめこい湯」にて使用したタオルを、絞らずに持って帰り、そのタオルの上にカタツムリを乗せて観察する事にしました。

【評価基準】

1分以内で、個体が湿ったタオルの上を歩き出した場合「良好」
1分30秒以内で、個体が湿ったタオルの上を歩き出した場合「概ね良好」
1分30秒経過しても、個体の反応なしの場合「反応なし」

ただ、今回は、先日カタツムリの赤ちゃんが我が家で生まれたので、その「カタツムリの赤ちゃん」を使用して反応検査を行いました🐌

検査結果

なお今回の観察では、1分30秒経過しても、個体の反応なしだったのですが、その後ムズムズと、カタツムリのお赤ちゃんが動き出しました。その動き出した様子の動画が以下です☺️

撮影開始から2分後の様子のこつむ達(第3世代)

今回は、赤ちゃんの頑張りに免じて、特別に「概ね良好」とします😊

なお、やはりタオルを喰むような仕草を見せているので、おそらく温泉に含まれるミネラル成分に対して反応を示しているものと思われます🐌

おすすめの川辺のお散歩

丹波川の渓谷を眺めながらのお散歩もおすすめです😊

「丹波山温泉のめこい湯」の近くの丹波川の川辺は、ぶらっと散歩出来るようになっています。また、公園も整備されているので、美しい渓谷の風景を眺めながら過ごす事も出来ますよ。温泉で寛いだ後は、ゆっくり川辺の風景を眺めるのも、リラックスできて楽しいですよ。

週末やお休みの日は、丹波山村に遊び行って、自然と温泉を満喫してみてはいかがですか😃

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