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ホタルとカタツムリの進化が響き合う ー奇妙で美しい“生き物たちの平家物語“ー

「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。娑羅双樹の花の色、盛者必衰の理(ことわり)をあらはす。」これは、日本のゲンジボタル、ヘイケボタルの和名の由来となった「平家物語」の冒頭の一節です😌人の世の栄枯盛衰を語りながら、同時に“変わり続ける世界の宿命"を描いたものです。しかし、この響きは人間の歴史だけにとどまりません。今回は、ホタルとカタツムリの奇妙で美しい進化の戦いをご紹介します😊
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日本の陸貝分類学の夜明け:ウスカワマイマイの学名に秘められた100年の歴史

私は、4年ほど前にウスカワマイマイの赤ちゃんを飼育したことがきっかけで、カタツムリについていろいろ調べるようになりました。今回は、前回に引き続き、海外のカタツムリの生物学者の活躍を解説します。
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今からでも間に合う!本気で勉強したい人のため「ヒダリマキマイマイの世界」【学習ページ】

私は、先日自分が飼育しているヒダリマキマイマイを見ているうちに、「ヒダリマキマイマイって、ほとんどが茶色の殻を持っているのに、なぜわざわざチャイロヒダリマキマイマイという名前が付けられた種類がいるのだろうか?」と不思議に思いました。そこで、今回は、ヒダリマキマイマイについていろいろ調べた内容をご紹介します。
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2025年窓いっぱいに広がる鮮やかな秋のカタツムリ散策【歩数2万歩】

今回は、先日の日曜日に東京都八王子市からあきる野市の秋川渓谷周辺で行ったカタツムリ散策の様子をご紹介します。
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【驚愕】大人のカタツムリと赤ちゃんの関係について動画で学ぼうと決めた人たちへ

百尺私の家では、毎年いろいろなカタツムリの赤ちゃんが孵化します。今回は「大人と赤ちゃんは一緒に飼育しても大丈夫なのか?」というテーマで、観察をふまえて考察してみます😊大人と赤ちゃんを一緒に飼育しても大丈夫なのか🤔今年産まれた、ミスジマイマイ...
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カタツムリの進化と更新世の日本列島 ― ミスジマイマイからシモダマイマイへの道のりをざっくり解説

氷期と間氷期を繰り返した更新世(約260万年前〜1万年前)の日本列島は、大地そのものが揺れ動く時代でした。その中で、カタツムリたちもまた地質史に巻き込まれ、今の姿へと分かれていきました。今回の記事では、ミスジマイマイやヒタチマイマイ、伊豆半島のシモダマイマイ・トラマイマイと呼ばれる個体群を例にとりながら、「カタツムリと更新世の意外な関係」を考察します。
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オナジマイマイ は、身近なカタツムリだけど外来種は、あなたの中から生まれるんだね。うん。

まだまだ暑い日が続いていますね。天気予報では、9月中頃には、秋雨前線がゆっくりと本州を南下する予想のようです。秋の長雨のシーズンも、梅雨の時期のようにカタツムリを見かける事があります。野外で見かけるカタツムリには、もともと日本に生息していた種類と外国からやって来た外来種がいます。その外来種のカタツムリの代表的な種類がオナジマイマイ(学名:Bradybaena similaris) です。今回は、このオナジマイマイについて解説します。
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知らない人は損しているなあと思う大岳鍾乳洞周辺の生き物観察

今回は、東京都あきる野市の大岳鍾乳洞や周辺の自然の散策を行いました😊鍾乳洞散策は、もちろんワクワクしますが、実は周辺に生息する生き物もとても魅力的です。今回は、鍾乳洞内で見つけた植物や周辺の生き物を紹介します😄
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🐌折り紙を食べるカタツムリ──その身体は「小さな錬金術師」?その仕組みついて詳しく書くよ【驚愕】

私は、先日の夜、カタツムリのお世話が終わった後、以前から興味を持っていたカタツムリの食性を観察するために、一晩、折り紙を与えてみました。今回は、その「折り紙を食べるカタツムリ」について考察しました🤔
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ステキな幻のカタツムリ、東京に実在!秋川渓谷でコベソマイマイと奇跡の再会

百尺先日、秋川渓谷を散策していると、大きなカタツムリを見つけました。最初は「見慣れない模様だな」と思い、そっと殻をひっくり返してみると、臍穴(おへそみたいな穴)が小さく閉じているのが見えました。これは「コベソマイマイ」というカタツムリの特徴...