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2023年にカタツムリのしっぽを学んでどう感じたか

生態

カタツムリの飼育をはじめて、気づいた事があります。それは、「カタツムリのしっぽ」不思議な魅力です😍今回は、そんなカタツムリのしっぽについて解説します🐌

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カタツムリのしっぽ

カタツムリを良くみると、「しっぽ」のところが、少し持ち上がっている事があります。

ちなみに、カタツムリは興奮している時に、しっぽを「ぴんっ」と上向きにしているような気がします🤔

また、我が家の、ウスカワママイマイ(名前:こつむ)は、水をかけると、しっぽを持ち上げて、身をぐるぐるとよじります🐌

しっぽを持ち上げて、身をよじえるウスカワマイマイ(名前:こつむ)

カタツムリの殻軸筋について

カタツムリの体の軟体部分は、殻軸筋(かくじくきん)と呼ばれる筋肉で殻内の殻軸部に付着しています。カタツムリは、この筋肉を収縮させ体を殻内に引き込みます。

カタツムリのしっぽの収納(5倍速)

また殻と体は別物ではなく、殻は体の器官の一つであり、中に内臓があります。つまり、カタツムリが殻から出たらナメクジになるということはなく、殻が大きく破損したり、無理に取ったりした場合には死んでしまいます。

カタツムリのしっぽ切り

日本学術振興会の細将 貴 氏は、2012年にカタツムリがヘビに襲われた時に、トカゲのようにしっぽを切って難を逃れた様子を発表し大きな話題を呼びました。

細将 貴 氏は、沖縄県の石垣島と西表島に生息するイッシキマイマイを、天敵のイワサキセダカヘビと一緒にして生き残る割合を調べたところ、しっぽを切って生き残る個体がいた事を報告しています。

また、イワサキセダカヘビがいない与那国島に生息する別のカタツムリで同様の実験をしたところ、ほぼすべてが食べられてしまったそうです。

しっぽ切りは、イッシキマイマイの子供に多く見られ、大人になったカタツムリは、しっぽを切らずに、殻の中に収まる事で、難を逃れる事が多かったようです😤

ちなみに、カタツムリは「しっぽ」を切っても、また再生する事が出来ます❗️

みなさんも、もし、カタツムリを見かける事があったら、じっくりと「しっぽ」を観察していると、意外と新しい発見があるかも知れませんよ😊

天敵から逃れるために自らしっぽを切ったイッシキマイマイ(2005年11月30日撮影、2012年10月3日公開)。(c)AFP/Masaki HOSOより引用

【参考資料】しっぽを切ってヘビから逃げるカタツムリ、沖縄で世界で初めて確認(AFP)

しっぽを切ってヘビから逃げるカタツムリ、沖縄で世界で初めて確認
【10月4日 AFP】沖縄に生息するカタツムリが自らしっぽを切って天敵から逃れる「自切行動」をすることを確認したという論文が3日、英学術専門誌「英王立協会紀要(Proceedings of the Royal Society)」電子版に掲載...
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