カタツムリは、気温によって活動や食事の量などが大きく左右されます🐌今回は、カタツムリを飼育する上でとても大事な、温度管理について、ご紹介致します🌡️
気温と活動の関係
カタツムリは、気温が15℃以上になると活動を始め、気温が25℃前後で最も活発になります。気温が10℃以下になると活動が鈍くなり、5℃以下になると冬眠に入ります。夏場は、気温が高すぎると乾燥や熱中症の危険性があるため、夏眠に入ることもあります。
気温と食事・成長(生理機能)
カタツムリは、気温が高いと消化活動が活発になり、餌をたくさん食べます。また、気温が高いと成長が早くなります。一方、気温が低いと消化活動が鈍くなり、餌を食べなくなることもあります。また、気温が低いと成長が遅くなります。
夏は夏眠し、冬は越冬します
カタツムリは、夏は土の中や涼しい場所で夏眠します。また冬になると冬眠に入り越冬します。冬眠は、気温が低く餌が少ないために、エネルギーを温存するための仕組みです。冬眠中は、呼吸や心拍数が低下し、体温も下がります。
カタツムリと温度の関係をまとめると、以下のようになります。
気温 | 活動量 | 生理機能 |
---|---|---|
15℃以上 | 活発 | 活発 |
10℃以下 | 鈍い | 鈍い |
5℃以下 | 冬眠 | 冬眠 |
カタツムリを飼育する際には、適切な温度を保つことが大切です。冬場は、ヒーターや保温マットを使って、5℃以下にならないようにしましょう。また、夏場は、日陰や風通しの良い場所に置いて、直射日光を避けましょう。
カタツムリの卵の温度管理
カタツムリは、先ほど述べた通り、気温が25℃前後が最も活動が活発になります。そのため、卵から孵化する際は、気温は概ね23℃から±3で一定になるように心がけた方が良いと思います。
なお、室内でカタツムリを育てていると、部屋の温度の関係で、季節に関係なく、カタツムリは卵を産む事があります。カタツムリは、気温が変化すると体力を消耗する事があるので、人工的に孵化させる場合は、室内の温度は、一定を保つようにすると孵化しやすくなります。
なお、先日待望のミスジマイマイの赤ちゃんが誕生しました❣️🐌
カタツムリを卵から育てて、赤ちゃんを孵化させるには、温度管理がとても重要になります。
なお、孵化してしまえば、カタツムリは冬眠する事が出来るので、寒さはそれほど、注意しなくても大丈夫なのではないかと思います。
ぜひ、季節ハズれの時期に、かたつむりが産卵をしてしまった場合は、今回の内容をご参考にして頂ければと思います☺️
ちなみに、最近下記アンケートに、いろいろなご質問をいただく事が増えてきました❣️「こつむ日記」の記事の参考にさせて頂きますので、どしどしアンケートをお寄せくださいね😄
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