先日「発光するカタツムリ」が発見されたというニュースを目にしました😳このニュースには、とても興味があったので、発光カタツムリについて、調べてみましたので、その内容をご紹介します💡
発光カタツムリとは
発光カタツムリとは、その名の通り、ホタルのように発光するカタツムリです。1943年に始めて発見された発光カタツムリは、ヒカリマイマイ(Gray,1834)といい、生物発光する能力を有した、陸貝です🐌
ヒカリマイマイは、1943年に日本人生物学者の羽根田弥太博士によって発見されました。羽根田博士は、発光生物の研究において、我が国を代表する先駆者です。おもに、昭南博物館(シンガポール博物館)で研究をされていました。
なお、博士の論文によると、ヒカリマイマイの発光は、外部の温度や湿度と関係があるようです。
また、たまご内部の幼貝の頃から発光を始めると、論文には記載されているので、驚くばかりです。
【参考文献】発光カタツムリ Quantula striata の発光パターン
80年ぶりに発光カタツムリ5種を発見💡
そして、今年2023年9月には、中部大学の大場教授などの生物発光の研究グループにより、羽根田博士が発見した、ヒカリマイマイとは異なる種の5体の光るカタツムリが、80年ぶりに発見されたという内容のプレスリリースが発表されました😤
発光生物学について
実は、発光する生物というのは、ホタルに代表されるように、さほど珍しい事象ではありません。また、これから寒くなる季節になりますが、この時期に発光するホタルミミズというミミズがいます🪱
大場教授の書籍を拝見すると、様々な発光生物について、初学者にも大変わかりやすく記されていますので、もしご興味があれば、大場教授の書籍「光る生き物の科学」を読まれる事をお薦め致します。
ちなみに、今回の発光するカタツムリのニュースを目にして、様々な生物発光に関する書籍を目にしましたが、生物発光の分野は、かなり沼でした😅
ただ、もし興味があれば、生物発光の書籍を秋の夜長に読むのは、かなり楽しいと思います。
きっと、驚きの発見があると思いますよ🤗
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