まだまだ毎朝寒い日が続きますね。ところで冬の間は、口内環境が悪くなる事が多いらしいです。自分は、年末に歯が痛くなり、歯医者に行ったところ、歯周病との診断でした😫
虫歯だと思ったのですが、歯周病でも歯が痛いように感じるのですね。 皆様は、口腔内のケアには、是非お気をつけ下さい🪥
そこで今回のテーマは『胚』で、主にカタツムリの口が出来るまでのお話しです🤗
胞胚
全ての多細胞生物の受精卵は、『胚』といいます。胚とは、受精直後から始まり、組織や器官などの身体の構造が形成されるまで続く生命活動の一部です。胚としての初期段階では、受精した直後は、丸い形(○)をしています。先ず受精卵の内部で、細胞分裂が始まり、細胞でぎっしりになります。それが段々と細胞が受精卵の外側に集まり、中が空洞の二重丸の形(◉)になります。この段階を『胞胚』と言います。
原腸胚
次に、◉の外側に、穴が開き始めます。さらに、外側の一部が袋の皮のようになり、内部に落ち窪み始めます。この袋の皮は、腸(原腸)になります。そして、原腸が内部に取り込まれると、◉の外側に小さな穴が残ります。この期間を『原腸胚』といい、また、この時出来た穴は「原口」と呼ばれ、これがカタツムリの口になります🐌
なお、この原口が口になる動物を「前口動物」、肛門になる「後口動物」といいます。ちなみに、人間は後口動物です☺️
直接発生
この原腸胚の後、多くの軟体動物は、幼生という期間に経て、成体になっていきます。しかし、カタツムリには、この幼生の期間がなく、いきなり大人と同じ状態で生まれます。これが他の軟体動物と、カタツムリが異なる点です。このような、幼生期間がなく、成体に成長するものを『直接発生』といいます🤗
カタツムリは、貝類の仲間ですが、海の貝類には幼生の期間があるので、直接発生は、陸生の貝類に見られる大きな特徴の一つとなっています🐌
ウチのこつむ達も、生まれてすぐ、早速、小松菜を食べていましたから、大したもんです😤口から先に出来て、大人になったのも頷ける話しですね😓
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