東京都日の出町三ツ沢は、「つるつる温泉」という多摩地区の住民に親しまれる温泉がある所です😊本ブログでも、以前「つるつる温泉」をご紹介しています。今回は、温泉の近隣にある「三ツ沢の森」でカタツムリ散策をしてきましたので、その様子をご紹介します!
東京都日の出町三ツ沢の森について
東京都日の出町三ツ沢の森は、東京都日の出町「つるつる温泉」の近隣にある、「生活環境保全林」です。生活環境保全林とは、林野庁の国土保全政策の治山事業の一環として、荒廃した森林や活力の低下した森林を改良し、花木や実のなる木を植えたり、歩道や利用施設などを整備し、ハイキングや自然観察の場として利用されるの森林です😊
三ツ沢の森の散策コース
つるつる温泉の裏手に、三ツ沢の森の入り口があります。
入り口から入って行くと、先程の案内図があります。林道のコースは、1号路から5号路まであり、見晴台もあります。今回は、水辺の森を通って、見晴台を目指しました😊
林道のコースの状況
残念ですが、林道のコースの状況は、かなり荒れています😅
以前は、きちんと整備されていたのかもしれませんが、ハイキングコースの林道に設置した丸太も朽ちて腐っていました。
ただ、足元には、カエルがいたり、針葉樹には、ウスバカゲロウがいたりで、自然の生き物は多い、印象です🐸
カタツムリの生息状況
コース内には、竹林があり、その付近には、小さなカタツムリが生息していました🐌
詳しい同定は、行っていませんが、マルシタラガイに似たような、小型で殻がやや尖った種類のカタツムリでした😊
ちなみに、三ツ沢の森から程近い、日の出町の勝峰山(かつぼやま)では、大正時代から大規模な石灰石の産出が行われ、石灰石を運ぶために「五日市鉄道」が建設されたきっかけになりました。なお、石灰石が豊富な地域では、カタツムリが多く生息する傾向にあることが知られています😊
見晴台へ向かう
標識は、あちらこちらに設置されているので、比較的に迷わずに見晴台に向かう事が出来ました。ただ、おそらく人があまり立ち入らないのか、コース内は、草が茂っている箇所が多く、歩行が困難な事もありました😅
見晴台を指す、標識が草に隠れていましたが、無事に見晴台に到着する事が出来ました。
そして見晴台からは、多摩地区の山々が広がっていました😊
カタツムリ散策を終えて
東京の多摩地区には、今回のような「整備が不十分なハイキングコース」が結構あります。
かつて、多摩地区は大規模なレジャー施設やゴルフ場、温泉施設などさまざまな開発が行われていた時代があります。そのような観光を目的とした土地の開発の背景から、自然を残そうとする環境保全が活発になり、さまざまな整備が行われてきました。
ただ、近年は人手不足の影響なのか、自然環境の保全活動が十分でない状況があるようで、現在は荒れた林道のコースが多くあります。
一方で、多摩地区の自然の生き物は豊富に生息しており、今回の散策のようにカエルやカタツムリ、トンボやウスバカゲロウ、セミなどを観察することができました。
そのため、もしかしたら自然は本来の姿に戻ろうとしているのかなとも感じました😌
また、自然環境の保全活動については、自分も参加したいと最近考えるようになってきました。
今年の9月からは、自然環境の保全活動を行う団体のボランティア活動に応募したので、本ブログでも自然環境の保全活動についてご紹介できればと思っています😊
皆さんも、ぜひ夏休みには、様々な自然に触れてみてください。
そして、普段山道に慣れていない子供達は、必ず大人と一緒に行動しましょうね😃
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