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カタツムリ流!これさえ覚えとけばオカモノアラガイの達人になれる黄金比率

生態
百尺
百尺

我が家の玄関先には、毎年、梅雨の時期になると、様々なカタツムリと、その仲間達がやって来ます🐌 今回は、先日、玄関先で捕獲した、可愛らしい陸貝について、詳しく調べましたので、その内容を解説します☺️

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こつむ日記からのクイズ

この子の正式名称は、以下の回答の内、どれだと思いますか?

  • モノアラガイ
  • オカモノアラガイ
  • ヒメオカモノアラガイ
  • ヒメモノアラガイ

回答は、今回のブログで解説しております🧐 

是非、お読みください❗️

オカモノアラガイについて

所謂、渦巻き形の貝を持つカタツムリ(マイマイ目)の仲間に、雫の様な形の貝を持つ、オカモノアラガイがいます。

オカモノアラガイは、日本に生息する陸生巻貝です。学名は「Succinea japonica」といいます。殻径は10〜20ミリメートル程度で、殻は卵形で薄く、透明感があります。触角は短く、頭頂部には小さな黒い突起があります。

※オカモノアラガイ/北海道占冠村ホームページより画像引用

オカモノアラガイは、水辺に近い湿った場所に生息しています。主に腐葉土や藻類を食べて生活しています。夜行性で、昼間は葉の裏や陰に隠れています。

モノアラガイについて

数十年前まで、日本各地の淡水域に生息していた、モノアラガイという軟体動物腹足綱有肺類の貝がいます。ちなみに、漢字では「物洗貝」と書きます。モノアラガイの貝殻は軸がねじれていて、螺塔が低く殻口が非常に広いという特徴を持っており、表面の色は淡い褐色~暗褐色で生存中はやや中身が透けて見えています。

※モノアラガイ/貝の図鑑ホームページより画像引用

一方、オカモノアラガイは、漢字で書くと、「陸物洗貝」と書き、主に陸の湿った場所に住んでいます。

近年では、モノアラガイとオカモノアラガイは、生息環境の悪化などが原因で、数が激減し、種類や地域によっては、準絶滅危惧に指定されています。

基眼目と柄眼目

オカモノアラガイとモノアラガイは形が良く似ていますが、生物の分類上、決定的に異なる部分があります。それは、目の位置です。淡水域に生息する、モノアラガイの方は、目の位置は、触覚の根元にあります。この位置に目がある場合は、生物の分類上、基眼目といいます。

また、オカモノアラガイの場合は、目は触覚の先端にあり、この場合は、柄眼目という、分類になります。所謂、カタツムリは、この柄眼目に分類されています。

ヒメオカモノアラガイについて

オカモノアラガイは、主に日本の本州から北側に、生息しており、貝の膨らみが緩やかという特徴があります。貝の色は、薄い茶色系が多いようです。

また、オカモノアラガイよりも小柄で、可愛らしいヒメオカモノアラガイという陸貝がいます。ヒメオカモノアラガイは、日本の本州から南側に生息しており、体格は小柄で、貝の形はぷっくりしています。またヒメオカモノアラガイの貝の色は、やや濃い茶色か黒っぽい色をしているのが特徴です。

※ヒメオカモノアラガイ/広島大学デジタルミュージアムより画像引用

ヒメモノアラガイについて

モノアラガイには、小粒のヒメモノアラガイがいます。生息域は汽水域です。なお、汽水域とは河川水と海水が接触する、混合する部分です。

一方、ヒメオカモノアラガイの生息域は、陸の湿った場所を好み、乾燥に弱い陸貝です。そして、ヒメオカモノアラガイは毎年、梅雨の時期に我が家の玄関にやってきます😌

補足

オカモノアラガイには、寄生する生物がいます。その内容は、先日、本ブログにて解説しておりますので、ご興味がある方はそちらをご覧ください。

オカモノアラガイには、規制する謎の生き物がいます🧐

玄関先のカタツムリの仲間

以上の特徴をふまえると、今回、玄関先に登場した、カタツムリの仲間はヒメオカモノアラガイと判別しました。ちなみに、名前は、雨の雫のような形をしているので、「しずく」と名付けて、飼う事にしました☺️

「しずく」は、今では、ウスカワマイマイの赤ちゃん(こつむ第3世代)と、一緒に暮らしています🐌

「しずく」の飼育状況は、また、本ブログにて掲載させて頂きたいと思います😄

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