今回は、カタツムリ図書の名著「カタツムリから見た世界: 絶滅へむかう小さき生き物たち」の著者トム・ヴァン・ドゥーレンさんの公式ページから彼のプロフィールを引用しながら本書のテーマをご紹介します😊※本記事は、100秒で読めます。
トム・ヴァン・ドゥーレン氏について
トム・ヴァン・ドゥーレン氏は、オーストラリアのシドニー大学で環境人文学の教授とシドニー環境研究所の副所長を務めています。2024年からは、ケルン大学の人文科学における学際的環境研究のフンボルト研究賞研究員でもあります。
【参考資料】Thom van Dooren/About
研究テーマ
研究と執筆活動のテーマは、死者や死にゆく人々(人間と非人間、個人、集団、種類)を理解しケアする多様な方法を模索し、生態系の可能性を形成するための歴史的・現代的実践の意義を探求しています。
本書について
ハワイのカタツムリの軌跡をたどり、絶滅の生物学的、文化的意義を探る内容です。カタツムリの殻に秘められた可能性と関係性の世界を明らかにすることで、傷ついた地球に対する驚きと感謝の気持ちを養うことを目指しています。
【参考資料】A World in a Shell -Thom van Dooren
貝に魅了された人々
カタツムリはデンデンムシとも呼ばれますが、実は虫ではなく、貝の一種です🐚そして貝は、宝飾や経済、食用や宗教儀式、文化形成など様々な形で、人類はその貝の魅力に惹きつけらてきた歴史があります。そんな貝に魅了された人々について、このような言葉が残されています。
「神は、人間が貝を収集することに費やす時間を人間の寿命の内に計算していなかった」とファラオ(古代エジプトの王の称号)の地では言われている。
トム・ヴァン・ドゥーレン氏の著書では、その色鮮やかな、美しさ故に人類に翻弄されるハワイのカタツムリがテーマとなっています。本書は、カタツムリファンのみならず、ぜひ多くの方に読んで貰いたい名著です🐌
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※本ブログでも、2022年12月にハワイのカタツムリの話題を取り上げています😊宜しければ、そちらの記事もお読みください。
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