カタツムリは、生物の分類上『腹足綱』に含まれ、読んで字のとおり、お腹の部分が足になっています。
そして、この『腹足綱』は、軟体動物の中では、最も種類が多いのです😤
そこで、今回はカタツムリの歩き方をふまえて、他の軟体動物の歩き方もご紹介します🐌
カタツムリの歩き方
先ずは、YouTubeの動画をご覧ください😆
※曲が流れるので、ボリュームに注意してください🎧
この動画は、カタツムリ(名前:こつむ)が、小瓶の中を歩く姿を5倍速にしたものです😊
口をパクパクさせながら、お腹の部分が後ろから、前の方へ波打っているのが分かりますか👀
もしかしたら、ちょっと波が見にくいかもですが。。😅
アワビの歩き方
次に、YouTubeで別の方が撮影された、アワビの歩く姿を観て頂きます。
違いが分かりましたか😎
アワビも、カタツムリと同じく『腹足綱』なんですが、お腹の足の動き方が違いますね❗️
サザエの歩き方
そして、サザエの歩き方の動画も発見しました👀
何か、可愛いらしい😍ですね。
ちなにみ、二つに分かれて、足を交互に踏み出していますが、実は腹足としては一つという構造になっています。
カタツムリの歩行の数理解析
カタツムリのような軟体動物の腹足歩行については、岩本 真裕子准教授(現 同社大学)が、研究論文を発表しています。
岩本准教授の論文では、摩擦の制御方法として腹足を覆う粘液に着目し、筋収縮と粘液の相互作用により,前身運動が実現することを、数理モデルと数値解析を用いて数学の方面から研究をされています🧑🎓
【参考文献】腹足類の這行運動に見る運動メカニズムと制御
【参考文献】島根大学 お宝研究 Vol12
ちょっと難しいかも知れませんが、どうもカタツムリはネバネバをお腹から出して、滑るように前に進んでいるみたいですね🐌
しかし、まだ疑問も残されおり、その歩行のメカニズムはまだ研究が必要のようです🧑🎓
カタツムリは、こんなに身近にいるのに実は解明されていない事が沢山あるのですね😄
海外の研究
ちなみに、カタツムリの歩行については、海外ではH.W. Lissmannという方が60年ほど前に、研究をされています。
グローバルな活躍を目指している、キッズは是非、このような海外の論文を読むと、知見が広がりますよ😄
【参考文献】The Mechanism of Locomotion in Gastropod Molluscs : II. Kinetics
雑学・豆知識ランキング
コメント