先日、我が家のミスジマイマイが産卵をしました🐌現在、家で飼っているミスジマイマイは、庭で産まれたカタツムリの幼貝を育ているのですか、自宅内での産卵は今回が初めて㊗️そこで、今回、初産卵を祝し、ミスジマイマイの生態をご紹介いたします。
ミスジマイマイとは
ミスジマイマイは、有肺目ナンバンマイマイ科に分類されるカタツムリの一種です。学名は Euhadra peliomphala といい、日本の固有種で、関東甲信越地方に生息する、代表的なカタツムリです。
特徴は、殻の高さが 2cm、殻径が 3.6cm 程度の右巻きの中形種で、殻の周縁にはっきりした 3 本の色帯が目立つ個体が多いことに由来します。殻は薄く、淡黄色で成長脈にそって黄白色のかすり状の色彩ができます。軟体部は灰褐色の地に淡黄色の横しまが入って虎模様となり、背に細い黒褐色の縦線があります。
生息地と食性
生息地は、広葉樹の疎林や庭園などです。地上から樹上まで活動し、高温・高湿度の日は樹上を這い回りますが、気温 16℃・湿度 70% を下回ると不活発になり休眠に入ります。
食性は雑食性で、植物の葉や茎、キノコ、腐葉土などを食べるとされています。
繁殖と生態系での役割
繁殖は、交尾によって行われます。産卵は 6 月から 7 月にかけて行われ、1 回に 10 個から 20 個の卵を産みます。卵は 2 週間から 3 週間で孵化します。
ミスジマイマイは、森林生態系の維持に重要な役割を果たしています。植物の死骸や枯れ葉を分解することで、土壌の肥沃化に貢献しています。また、昆虫や小動物の餌としても重要な存在です。
ミスジマイマイの色帯
殻を巡る色帯は側面2本と底面臍孔周辺に計3本が入る0234型の個体が多いですが、0000型(無帯)から1234型(4本帯)様々な色帯の種類があり、必ずしも3本とは限りません。
また、火炎彩(横しま模様)が現れる個体もいます。
ちなみに、我が家で飼っているミスジマイマイの色帯は4本で1234型でした😊
なお色帯は、色帯の位置に番号が割り当てられています。
ちなみに、火炎彩が鮮やかなミスジマイマイは、中々ワイルドな感じです🐌
もし、ミスジマイマイを道端で見かける事があった、様々な模様に着目してみてくださいね😊
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