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【一問一答!】大人のカタツムリの育て方 -よろずこつむ相談室-2024年5月4日アンケートより

読者の声
百尺
百尺

今回は、本ブログをお読み頂いた方から寄せられた、2024年5月4日のご相談ついて、お応え致します😄

ご相談内容

今回は、我が家のツム達の飼育ケース置き場に関するご質問です😊

いつも楽しい記事をありがとうございます。 一つ疑問に思ったのですが、 わざわざ狭い窓際にケースを重ねて 置いているのは何故ですか? その場所でないと上手く育たないとか、 何か理由がありますか? あと、産卵用の木の箱はどこで買えますか? カタツムリが交尾、産卵しやすい環境とは、どういった感じになりますか? 分かる範囲で大丈夫ですので、教えて頂けないでしょうか?

2024年5月4日アンケートより

アンケートのお礼

こつむもお礼をしています🐌

いつもブログをお読み頂き、ありがとうございます😊我が家のカタツムリの飼育ケースの置き場について、ちょっと不思議に思われたようですね😃自分は、カタツムリを初めてお迎えする時、いろいろな方のカタツムリのブログを参考にして「自然光、換気、温度・湿度」が重要なポイントと考えて、今の場所にしています😄

窓際にケースを重ねて置く理由

狭い窓際にケースを重ねているのは以下の理由です。

人もカタツムリも朝日はとても大事です☀️
  • 自然光: カタツムリは自然光を好みます。また、自然光に含まれる紫外線はカルシウムの吸収を促し、殻を成長させる効果が期待できます。窓際であれば、自然な日光浴が可能です。なお、我が家の飼育ケースを置いている場所は、朝日が昇る、東の方角にしています。
  • 温度/湿度管理: 窓際の温度は、室温に比べて少しだけ自然の状況に近く変化しやすいです。そのため、窓際の温度変化を利用して、カタツムリに適した温度や湿度の環境を作るようにしています。自分の場合は、カタツムリは、自宅の庭でも放し飼いをしているので、室内の場合は、なるべく自然に近い環境作りを心がけています。
  • 通気性: 窓際は、風通しが良く、ケース内の空気がこもりにくいというメリットがあります。

夏や直射日光が強い季節は、高温になりすぎてカタツムリに負担をかける可能性があるため、日中は日陰に飼育ケースを移動したりしています。なお、カタツムリの卵の場合は、日が差さない日陰に置いています。

産卵用の木の箱の入手場所

我が家のカタツムリの産卵場所です。

自分が設置している、カタツムリの産卵用の木の箱は、自分で作ったものです🪵ただ、ゼロから木を組み立てたのではなく、ダイソーで購入した「フェイクグリーン」を再利用しています。なお、ダイソーでは、昆虫用のエサ置き場として、切り株に穴があいたものが売っています。そのような物でも、カタツムリの飼育場所にする事は出来ます。

カタツムリが交尾、産卵しやすい環境

カタツムリが交尾、産卵しやすい環境としては、自分は以下の点を注意しています。

  • 狭い場所: カタツムリは、小さい木箱のような狭い場所を作ると、そこに卵を産む習性があるようです。
  • 湿度: 霧吹きなどで定期的に霧吹きをして、湿度を保っています。
  • 十分な食べ物: 十分な食べ物を与えることで、カタツムリは健康状態が良く、繁殖意欲が高まります。また、卵の産卵には、多くのカルシウムが必要なので、十分な卵の殻、イカの甲羅、石灰岩など「カルシウムを含むもの」を飼育ケースに入れています。
  • 温度: 適温は種類によって異なりますが、一般的には20~25℃が適温です。
  • 土や枯れ葉を敷く: 湿らせた腐葉土などを敷き、土の中に潜れるようにすると、産卵場所として利用することがあります。自分の場合は、清掃の手間を考えて、土は入れていませんが、小石や枯れ葉などは、季節によっては入れています。

なお、カタツムリ同士が結ばれ、卵が産まれるために必要なのは、皆さんが既にお持ちのカタツムリへの「愛」なのだと思います❤️

無事に結ばれたツム達🐌❤️🐌

なので、仮にカタツムリが中々、産卵しないような事があっても心配は無用です😌

時期が来れば、たくさんカタツムリは卵を産むようになりますよ😊

まとめ

カタツムリ飼育は、観察する楽しみだけでなく、様々な不思議な生き物の生態を知るきっかけになります。今回の記事が、より一層カタツムリ飼育を楽しんでいただければ幸いです。

また、カタツムリと言えば「ずっと日陰にいて、日光を嫌う」というようなイメージを持たれるかも知れませんが、実は、自然光(紫外線)とカタツムリの殻の生成には、密接な関係があるようなのです。たとえば、同じ殻を持つ生き物の「亀」を飼育する場合は「亀の甲羅干し」をすると、様々な良い効果がある事が知られています。

【参考資料】カメはなぜ甲羅干しするの?/ Do科学

asahi.com:カメはなぜ甲羅干しするの? - ののちゃんのDO科学 - NIE - 教育
◇ののちゃん 公園(こうえん)の池(いけ)でカメたちが水辺(みずべ)に鈴(すず)なりになって甲羅干(こうらぼ)ししてたよ。 ◆藤原先生 人間(にんげん)の日光浴(にっこうよく)まで甲羅干しって言(い

ちなみに、小林一茶は、朝日を喜んでいるようなカタツムリを見て、以下のような俳句を残しています。

朝やけがよろこばしいか蝸牛(かたつぶり)/ 小林一茶

カタツムリにまつわる、小林一茶の俳句を解説しています😃

小林一茶は、俳人ですが、とても優れた自然への観察眼をお持ちだったようですね。このような、先人の知恵を知るのは、生き物と暮らす上で、とても役に立ちますよ😃

※本ブログでは、下の方に「コメント」欄を設置しています。もし、今回の記事を読んで「カタツムリを飼育する上で、気を付けているポイント」などがあれば、ぜひコメントをお寄せください😆

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コメント

  1. 古谷 より:

    いつも楽しい記事をありがとうございます
    私もカタツムリを飼育していますが、まだまだ分からない事も多く、常に難しさを感じております。
    気をつけている点は、湿度の維持と、雑菌の繁殖を抑えることでしょうか。
    私もカタツムリの魅力を伝えたくて、ブログを始めようと準備しています。忙しくて中々ですが、できあがりましたら魅力を発信していきたいです。

    • 百尺竿頭 より:

      コメントいただきありがとうございます😊
      自分と同じように、カタツムリを飼育しているのですね🐌
      カタツムリは、専門家でもまだまだ分からない事が多いと聞きます😌
      自分も、カタツムリの飼育をしていて、難しいなと感じる事はとても多いです😑
      特に、カタツムリの赤ちゃんは難しいですね。。
      ブログの準備は、いろいろ大変ですが、カタツムリのブログを開設したら、ぜひ教えてくださいね!

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