私は、自宅の室内と庭でカタツムリを飼育しています。毎年、室内と庭でカタツムリやその他の生き物達と植物が育つ環境は、一つの生態系と言えます。ちなみに、このような「生物が生きていく環境」をビオトープと言います。今回は、自宅でできるビオトープをご紹介します🪴
わが家のビオトープ
自宅の庭には、様々な植物や生き物が生息しています。そして、この植物や生き物たちは、もともと、自分の家の周辺に生息する生き物です。そして私の場合は、カタツムリの飼育が好きなので、出来るだけ、カタツムリが住みやすい環境作りを目指しています。
また、カタツムリを庭で飼育すると、カタツムリを捕食する爬虫類や両生類もやってきます。そして、このように生物が生息・生育する生態系をビオトープといいます。
私は、自宅を新築する時に、周辺をいったん更地にしたのですが、自宅周辺を散策すると、とても自然豊かな場所で、多種多様な生き物が生息していたことを知りました🌳
そして「自分が家を建てるために、生き物たちに申し訳ないことをしたな😢」と思い、自宅でビオトープ作りをすることを決意しました。ちなみに、今年でビオトープ作りは7年目になります😌そして、自然とカタツムリが増えてきたので、自宅内でもカタツムリの飼育を2020年から始めました。
水がめで出来るビオトープ
いわゆる、生き物の飼育は、人が生き物に餌を与えながら飼育しますが、ビオトープの場合は、生態系作りがテーマになっているので、生き物同士が育つ環境を目指します。
ちょっと、考えるととても大変な事に思えるかも知れませんが、実はとても身近に出来る環境づくりなのです😊
私の会社の仲間にもビオトープに興味を持っている人がいて、その人は庭に大きな水がめを用意し、その中で水草とメダカやミジンコが生活できる環境を作っています。
集合住宅で始めるビオトープ
マンションやアパートの場合、大きな鳴き声がする犬や猫は、飼育できないことがあります。しかし、室内やベランダに、小さい水がめを用意して水草やコケ、メダカ、タニシなどを飼育するビオトープなら問題ないのではないでしょうか😊また、室内でも日光がよく当たる場所であれば、プチトマトやきゅうりを育てることも可能です。室内で継続的に植物や野菜が育つ環境づくりができれば、一緒にカタツムリが共存出来るビオトープも可能かもしれません🐌
ちなみに、生き物同士が生活できる環境を観察すると、とても和むので、忙しい日々の暮らしがリフレッシュされますよ☺️
ビオトープの注意事項
ビオトープで注意すべきは以下の3つがとても重要です。
- 日当たり: 直射日光が長時間当たる場所は、水温が上昇しやすく、生物に負担がかかります。半日陰になる場所が理想です。
- 相性の良さ: 他の生物との相性を考え、共存できる種類を選びましょう。
- 繁殖力: 繁殖力が強い生物は、数が増えすぎないように注意が必要です。
ビオトープは、植物と生き物の共存がとても大切です。植物は光合成を通じて成長に必要なエネルギーを作り出すので、室内の場合は、直射日光が当たることが不可欠です☀️
また、植物以外の生き物も、直射日光はとても重要な働きをしています。なお、カタツムリの場合は、日光により殻が硬くなることが分かっています🐌
ぜひ、皆さんのご自宅でも緑と生き物がいっぱいの「ビオトープ作り」にチャレンジしてみてくださいね😊
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